太陽の異変、続報 |
太陽の異変がいよいよ間違いないと言う段階に来たようだ。
つい最近のナショジオのニュースから。
<以下引用>
ナショナルジオグラフィック ニュース
太陽両極の磁場異変を確認
サイエンスポータル
February 1, 2013
国立天文台と理化学研究所などの研究チームは、太陽観測衛星「ひので」が昨年9月に行った太陽極域の磁場観測の分析結果を発表した。太陽の北極域では磁場がマイナス極からプラス極へ反転する現象が急速に進んでいる一方、南極域の磁場は依然としてプラス極のまま変化が少ないことを確認した。今回の発表は、昨年4月に行った太陽の磁場反転に関する研究発表の、その後の状況について報告したもの。
これまでの長年の観測研究で、太陽では約11年周期で同時に両極の磁場が反転する現象がみられ、次の2013年5月の太陽活動の極大期(太陽の黒点数が最大になる時期)と同時に、北極がプラス極へ、南極はマイナス極へ反転すると予測されていた。ところが昨年1月の「ひので」の観測で、北極では約1年も早く反転に向けて磁場がゼロ状態となり、南極では反転の兆しが見られないことが分かった。その結果、北極と南極がともにプラス極となり、赤道付近に別のマイナス極ができるような、太陽全体の磁場が「4重極構造」になる可能性が指摘されていた。
そのため、「ひので」による観測を昨年9月10日から10月7日にかけて集中的に行った。その結果、北極域では低緯度側から磁場の反転が急速に進行し、緯度75度以北までがプラス極に変化していることが推定された。その半面、南極の磁場は今年1月の最新の観測でも反転の兆候はなく、依然としてプラス極が維持されていることが分かったという。
また、次の太陽活動の極大期は半年ほど後ろにずれ込んで、今年秋ごろになるとみられ、その時の平均相対黒点数は69と予想される。これは、過去100年で最低の極大期黒点数であり、当面、太陽活動は低調に推移するものと考えられるという。
こうした太陽活動の異変は、地球が寒冷期となったマウンダー極小期(1645~1715年ごろ)やダルトン極小期(1790~1820年ごろ)に似ているとも言われる。国立天文台などは今後も集中的な太陽極域の観測を継続していく。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020130201004
<引用終り>
この4重極構造と言うのは昨年も紹介しましたがこんなモノです。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2733528/
さてそんな事で今まで地球温暖化と散々騒いできたが、実は寒冷化であった。
どうもマウンダー極小期とかダルトン極小期と言われる時期並を覚悟せねばならない、それは間違いなさそうである。
どれくらい寒いか、寒い時代と言われた江戸時代並と考えるべき時が来ているようだ。
江戸時代の寒さ。
例えば1842年1月28日には江戸は大雪で積雪は3尺(約90センチ)であったという。
http://blog.goo.ne.jp/11111fumitomo/e/2c211a81999f00ad1742473d1329fa9b
しかし今は僅かな雪でも大混乱する時代、東京が僅か5センチの積雪で大騒ぎになるのだ。
マスゴミは東日本大震災と大津波で懲り懲りしたのか、1000年前の貞観地震を持ち出して騒いでいる。
しかしたった170年前に東京で1メーター近い積雪があったという記録がある事など知らん顔だ。
しかし寒冷化は間違いないと言うのが専門家の一致した意見になってきた。
対策には膨大な費用と時間がかかる。
これからの日本全体、いや世界全体で取り組む大問題と思うのだが・・・